難聴生活を経て気づくこと

先天性難聴(右耳)で産まれてきて、健聴者として生きてきて思うこと感じること

テレビの音量について

こんばんは るか です。

 

みなさん、テレビの音量ってどのくらいですか?

メーカーによっても様々かと思いますので、数字で比較しにくいかもしれないですが、、

 

私の実家では、私以外の家族はボリューム「10」が平均ですが、

私は「音が鳴っているな~」くらいで、言葉を聞くことはできません。

ですので、私がテレビを見るときはボリューム「22」くらいで見てました。

他の家族からしたら、うるさかったと思います。

けど、私に合わせてくれていました。

 

ただ、夜に父が寝はじめると、母から「パパ寝たから静かにしよう」と言われ

それでもテレビを見たかった学生の頃の私は、ヘッドホンして見てました。

テレビっ子だったので、テレビは大好きでしたね。夜にやるお笑いとか特に....

ただ、ヘッドホンは一人でしか見れないので、兄弟とかといっしょに笑い合ったりできない寂しさはありました。

 

しかし!数十年くらい前からは、ウェアラブルスピーカーというものが登場してから、私たちのリビング生活は大きく変わります。

 

ウェアラブルスピーカーは首周りにかける小型のタイプのもので、左右のスピーカー部分から耳元に向け音を出してくれるのですが、

ある程度の音までは当人にしか聞こえないような設計にもなっていますし、

テレビ本体のボリュームを「0」にしてもスピーカーからは音を出します。

ですので、家族に合わせてテレビ本体のボリュームを設定し、私だけスピーカーで音を拾うことができるので、

以前より一緒に番組を楽しむ機会が増えました。

 

もちろん、本体のボリュームを「0」にしてもスピーカーだけでも音を聞けるということは、父が寝た後もテレビを楽しめるということですね。笑

 

本体のボリューム「22」→「0」にしてもテレビを見れるときが来るとは....。

 

その生活が当たり前になってきているので、テレビを見るときはウェアラブルスピーカーは欠かせない存在になってますね。開発者さんに感謝です。

 

健聴者と難聴者が同じ番組や映画を見て、どちらにも負担なく一緒に楽しめる時代になってきていることがとても素敵だなと感じています。

 

令和はヘッドホンも種類が豊富になってきていて、リビング生活にもさまざまな形がありそうですよね。

そもそもテレビじゃなくて、プロジェクター生活をされている方も多いですしね。

 

ブラウン管テレビの時代。。懐かしい~ですね~